オランジュベール・スタッフブログ 愛知県日進市のハウスレストラン

2月5日
オランジュ:ベールで素敵な結婚式が行われました

誠実で優しくて想いやりの気持ちをたくさんお持ちの新郎こうきさん
やると決めたらとことん真っすぐに努力し まわりを大切にできる新婦れみさん

恥ずかしがり屋でシャイなおふたりは
お打ち合わせの中で 自分の気持ちを言葉で伝えることが 
とても苦手とお話くだささりました

夫婦になると言葉で気持ちを伝えたり 
素直に想いを表現することは 誰しも少なくなることが多いです

気持ちを伝えあうことが苦手なおふたりでも
これからの夫婦生活で何らかのかたちで想いを伝えあえる夫婦になればいいねと
お打ち合わせの中でお話しました
どんなときに想いが届くのか・・・
誕生日やクリスマスなどイベントの際にいただく「プレゼント」=「贈り物」
相手を思い 相手のことを考え選んだ時間も思い出になるような素敵なもの

これから先何年たっても
結婚記念日には言葉で伝えなくても 想いを伝えられるように
「おくりものを贈り合おう」

そんなおふたりの結婚式のテーマは“おくりもの”です


お支度をべつで整え 少し緊張した様子で挙式会場でれみさんを待つこうきさん
待っている間に れみさんが想いを綴ったお手紙をこうきさんに読んで頂きました
お手紙を読みおえ こうきさんの肩にトントンと触れる手
振り返るといつものれみさんの笑顔があります
そして 想いを言葉で表現することがあまり得意ではないと言われていたこうきさんですが
この日だけは!とはじめて言葉にしてお手紙を読んでいただきました
こうきさんがお手紙で気持ちを伝えたあとには れみさんの目からたくさんの涙が溢れ出しました
言葉で伝えることがこんなにも大切だと感じさせられる素敵な時間に包まれました


そして この日を1番楽しみにされていた親御様とご対面の時間
挙式会場で待つ親御様にはおふたりが産まれた頃のお写真を見ていただき
産まれた日のことを思い出して頂きます
そこにドレス・タキシードを身に着けた おふたりがご登場され
親御様へ感謝の気持ちを伝えていただきます

れみさんからは親御様にお手紙を読んで頂きました
今でも覚えている 幼い頃感じた親御様への感謝の気持ち
普段は伝えることが出来ない想い
このだから伝えることが出来たかけがえのない時間になりました


待合室ではおふたりからご家族様への贈り物として
おふたりからご家族様へ今までの思い出を振り返れるように
思い出のお写真と お手紙をつるした思い出レターを 読んでいただきます

そしてご家族様からおふたりへの贈り物として
贈り物ボックスに それぞれのご家族様が思われる
おふたりとの思い出を書いていただきました

挙式では“贈り物の木”にご家族様一人一人が証人として
贈り物ボックスをかけていただき
こうきさんとれみさんにも 贈り物の木の前で
お互いの今までの思い出 そしてこれから作りたい思い出
結婚記念日には選んだ時間も思い出になるような贈り物を贈り合うことを誓っていただき
おふたりで贈り物ボックスをかけて“贈り物の木”を完成しました

家族との思い出 そしてこうきさんとれみさんとの今までの思い出を振り返ることが出来た
素敵な時間になりましたね


本来であればご友人を呼んでの結婚式を予定されていたおふたり
キューピッド役のご友人におふたりに向けてメッセージを言っていただき
贈り物の木にリボンを結び完成頂く予定でした
ご家族式になった関係で諦めていらっしゃいましたが
挙式のリハーサルの際にサプライズでご友人をお呼びして
立会人としておふたりに向けてメッセージを伝えて頂き
リボンを結んで贈り物の木を完成いただきました

幸せそうに笑うおふたりを見て ご友人の目からは涙がこみ上げてきます
誰よりもふたりの幸せを願っているご友人からのお言葉・・・
こんなにもおふたりの結婚を祝福してくれる方がいるからこそ
幸せにしかなりようがない
そう思えた素敵な時間でしたね


挙式後にはケーキ入刀 ファーストバイトをしていただき
新郎様からも感謝の気持ちを伝えて頂き
結婚式無事めでたく結びとなりました


こうきさん れみさん
この1日を通して大切なことに気がつけました
お世話になった方をたくさん呼んだり 食事を交わして盛り上がったり
結婚式の良さはたくさんありますが
1番大切なことは「想いを伝えること」

結婚式の良さは
呼ぶゲストの人数や 結婚式の長さで測れるものではなく
普段伝えることが出来ない想いを伝え
それを言葉にすることがなにより大切で価値があり
結婚式を挙げる意味そのものだと感じました

想いを伝えたときのおふたりの表情
それを受け取った時のご家族様やおふたりの表情
この素敵な表情を見たこの日を 私は一生忘れることが出来ないです


結婚式当日がどうなるか どのようなかたちになるのか
5年間プランナーをしてきてとても大切にしてきましたが
おふたりと過ごした時間を思い返すと
この日のことを3人で真剣に考えてきた今までの時間が何より大切だったということに
気が付きました
1年4カ月 おふたりと過ごした時間を私にとっての宝物で
何年たっても薄れない感動と素敵な時間をありがとうございました

たくさんの壁を乗り越えた たくましいおふたり
そんなおふたりが これからたくさんの幸せを掴んでいく姿がとても楽しみです
おふたりの幸せを心からお祈りしています

最後に結婚式という最高の“おくりもの”をありがとうございました!


おふたりのウエディングプランナー
オランジュ:ベール 坂本理奈